卒塾生の声5

卒塾生から届いた声や応援メッセージなどを掲載していきます。

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古川 未悠

湘南学園高校→学習院大学/経済学部/経営学科

Q. あなたにとって「受験勉強」とは何でしたか?
Q. あなたにとって「受験勉強」とは何でしたか?
A. 幼稚園から高校まで学園にいて一度も受験というものを経験したことがなかった私は、受験に対してとても不安を感じていました。塾では周りのレベルの高さに圧倒されながら、できない自分に毎日落ち込んでいました。でも頑張って勉強していくうちに成績が上がっていって、勉強に対するやりがいも感じるようになりました。私は高校一年生の頃から指定校推薦での合格を視野に入れていて、学校の定期テストに力を入れていたので、みんなより一足早く合格することができました。受験勉強は大変でしたが、そこからたくさんのことを学べたので、経験出来てよかったです。

Q. 「変わります。一色塾」とはどういう塾ですか?
A. 面倒見の良い塾だと思います。私は塾を選ぶ際に大手の予備校はほぼ全て見学に行き、体験授業も受けました。どの大手予備校も、先生の授業を一方的に受けるだけでしたが、一色塾では授業前の予習チェックや復習テストなどがあり、自分の実力をちゃんと理解してくれて、適切な指導をしてくれます。

Q. 入塾の前後で何が「変わり」ましたか?
A. 私はこの塾に入るまで、「英語は暗記科目だ」と本気で思っていました。なぜなら、学校のテストでは授業で習ったことを覚えれば、良い成績が取れてしまうからです。ただひたすら暗記するだけでやっていた私は、問題を解くときに深く考えない癖がついていました。英語の長文が理解できないのも単語がちゃんと覚えられてないからだと思って、市販の問題集を買って、文章中に出てきた単語を覚えることを中心に勉強していました。でもそれでは英語の成績は伸びることはなかったです。高校2年生の冬に一色塾に入って、SVOCの話をされたとき、最初は全然理解できませんでした。その時、高校2年生にもなってなんでこんな基礎のことが全く分かっていなかったのだろうと悔しく思いました。でも、文の構造を理解すると、今まで分からなかった英語が少しずつ理解できるようになっていると実感するようになりました。塾ではどういう理由でこうなっているのか、と問われる事が多く、そのおかげで沢山考えるようになりました。もし私が一色塾に入っていなかったら、ひたすら暗記するだけの勉強を一生懸命やっていたと思います。

Q. 現塾生やこれから入塾しようという高校生に何かアドバイスはありますか?
A. 今自分のやっていることは後になってすべて自分に返ってくるので、目の前にあるものをきちんとこなす事が一番の近道になると思います 。受験の道のりは長く大変ですが、諦めずに自分を信じて頑張ってください!

Q. 今後の目標を聞かせてください。
A. 色々なことに挑戦して充実した4年間にしたいです。

久保 瑠以子

山手学院高校→立命館大学/文学部/人文学科/国際コミュニケーション学域

Q. あなたにとって「受験勉強」とは何でしたか?
A. これまでの勉強に対する態度を変えてくれた出来事だと思います。受験勉強に取り組む前は、テスト勉強をなんとか乗り切るような程度の態度でした。しかし、受験勉強を通して自主的に勉強する態度を身につけることが出来ました。
受験勉強を通して、私が一番やってよかったと思ったことは、最後まで諦めずにやり抜くことの大切さを学ぶことができ、終わってみるとあの苦しみは私の中で大きなものになりました。

Q. 「変わります。一色塾」とはどういう塾ですか?
A. 大手の予備校に通っていた人たちの話などと比べると、先生達に質問しやすく、生徒一人一人にしっかりと向き合って指導してくれる塾だと思います。私は、受験が終わるのが周りよりも遅く、最後の方は高3生の誰もいない自習室で一人でやることが多かったのですが、その時も先生方に志望校のための指導を親身になってして頂きました。あの時の先生方の指導や励ましがなかったら最後まで頑張れていなかったと思います。
普段は、色んな先生方に叱られることの方が多かったのですが、終わってみるとあの厳しさが私には合っていた気がします。また、日本史が出来なかった私に対して、北條先生は毎日時間を割いて一問一答をやってくださったりもしました。
このように、生徒一人一人の性格や、やり方にこの塾は合わせて指導してくれます。そんな塾の雰囲気を作ってくれた全ての先生に感謝していますし、このような指導はなかなか他の塾では経験できないと思います。

Q. 入塾の前後で何が「変わり」ましたか?
A. 正直、受験勉強というものを甘く見ていた部分がありました。高1、高2は部活中心の生活で高3になる前の春休みになってから、本格的に始めればいいやと思っていました。しかし、この塾に入り先生の指導や、周りの雰囲気などを見てこれまでの勉強に対する意識を変えなければいけないなと思うようになりました。また、英語は暗記中心の勉強を行っていて、根本的な理解を疎かにしていました。ですが、この塾に入塾したおかげで今まで考えたこともなかった英語についての理解が出来るようになり、苦手意識のあった英語が楽しいと思えるようにもなりました。

Q. 現塾生やこれから入塾しようという高校生に何かアドバイスはありますか?
A. 私は、日本史が3教科の中で一番出来ず大変な思いをしました。勉強していても、思っていたようにはなかなか進まず最後の最後まで一番心配な教科でした。だからこそ、暗記教科だからと後回しにしないで、日頃からコツコツと勉強した方がいいと思います。私はそうしておけばよかったと何度も思いました。さらに、一つでも得意教科を作ることも重要だと思います。一科目だけでも得意教科があれば、それが他の教科のモチベーションにも繋がると思います。私の場合は、高3の単語テストは絶対に毎回満点を取るつもりの気持ちで取り組んでいました。このような小さな目標でも、自分のやる気につながると思います。
私は、志望校だったどの大学も最後の模試までE判定などでしたが、終わってみると受かる見込みもなかった学校にも受かることが出来ました。だからこそ、模試でA判定などいい結果がでないからと言って最終受験日まで諦めないでください。よく、諦めなければ~などという言葉がありますが、私に関しては本当にこの言葉に尽きます。受験中も多くの結果に何度も心は折れかけましたが、最後の最後まで信じて頑張ることを心がけていたおかげでやり抜くことが出来ました。

Q. 今後の目標を聞かせてください。
A. 受験勉強を通して少しでも英語力をあげられることが出来たと思っているので、これからその力を伸ばしていけるようにさらに学習していきたいです。その中で、将来自分のやりたいことについて色々と経験して、じっくり考えていきたいと思います。
また、地方の大学に進学したからこそ、そこでしか出来ない経験を沢山したいです。

安藤 紗綾乃

鎌倉女学院高校 → 早稲田大学・文化構造学部

Q. 一色塾を選んだ理由は何ですか?
A. 自分の最寄りの駅に近くていつでもすぐに自習をしに行けることが最初に一色塾を選んだ理由です。ですが何よりも、春期講習で英語の体験授業を受けた時に今までのフィーリングで英文を読んできた私のやり方とは180度違う論理的な読み方を初めて知り、ここで英語を学び、伸ばしていきたいと思ったのが一番の大きな理由です。

Q. 一色塾とはどういう塾ですか?
A. 授業の内容がとても良いのはもちろんですが、予習もしっかり見てもらえるし何より復習テストの回数も量もとても多いのでそれをこなしてくうちに否が応でもできるようになるようになります。そして何より先生と生徒の距離が近くてアットホームな雰囲気で面倒見のとても良い塾です。

Q. あなたにとって「受験勉強」とはなんでしたか?
A. 自分の頑張りを今までで一番強く実感でき、また終わった後には大きな達成感を感じることができたものでした。勉強中や特に入試期間中は何度も学校の勉強を頑張って指定校推薦にすればよかったかも…と思いましたが、実際全て終わってみると途中で投げ出さずに頑張ってきてよかったな、と心の底から思い、1年間経験した努力や苦しみはいつのまにかいい思い出になっていました。

Q. 一色塾の担任はどういう存在でしたか?
A. 受験について相談できるのはもちろんのこと、成績が伸び悩んだり不安になった時に気晴らしになんでもないことを話したり相談に乗ってもらたりしていました。勉強面だけでの支えではなく授業が全て終わった後も気にかけてくださったりしていて精神的な支えでした。

Q. 現役高校生へのアドバイスをお願いします。
A. 授業をしっかり聞くのは当たり前ですがそれと同じくらい予習復習をしっかりやってください。部活などで忙しくても基本をサボらず、一色塾から与えられたものを地道にこなしていけばどんな入試問題が来ても対応でき、合格を勝ち取れると思います。

Q. 今後の目標は何ですか?
A. 将来やりたいこと(映画製作関連の職業につく)が学べる学部に入れたのでしっかり勉強したいです。そして卒業までにサークルで自分の映画を作ってコンクールに出したいです、そしてあわよくば何らかの賞を…!!!

鈴木 涼雅

国際基督教大学高校→国際基督教大学大学/教養学部

Q. あなたにとって「受験勉強」とは何でしたか?
Q. あなたにとって「受験勉強」とは何でしたか?
A. 「時間とは、すなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。」
この言葉は、モモという作品の一部です。この作品には時間泥棒が出てきます。時間が盗まれていることを知らずに人々は時間をどんどん節約をしていき、イライラしながら仕事をするようになります。こんな話の中に始めの言葉が出てきます。
僕の受験勉強を語る上で、時間を語らないわけにはいかないのです。僕が入塾したのは、2年生が終わったころだったと思います。それまで受験勉強はしてなく、残り1年でほぼゼロからのスタートです。僕の成績は、その時点では内部推薦の条件を満たしてはいないけど、3年時の成績次第ではギリ不可能ではない、そんな状態でした(付属校の内部進学というと、ほぼ全員がそのまま上に上がれるイメージがあると思いますが、うちの学校の場合、学年の1/3程度しか内部進学は出来ません)。そして、片道2時間、往復4時間、この時間は僕が毎日通学にかけていた時間です。厳しくはないものの部活にも入っていました。私立の学校なので、土曜日にも学校がありました。こんな状態の僕が考えたのは、夏休み前まで内部推薦を目指してそれ中心の勉強をしつつ、夏休みから受験勉強1本に絞りギリギリついていけるようにするということです。つまり、夏休み以降からでも間に合うように受験勉強に必要な最低限の基礎を作り上げながら、今よりも高い学校成績を目指すということです。これについては次の質問で詳しく書きたいと思います。簡単にいうと、それまでと比べて忙しくなるということです。忙しくて時間のない僕は考えました。どうしたら効率的に勉強ができるか、学校でどの科目で内職するかなど、時間を節約しようと、いや、節約すべきだ、節約しなくてはならないのだと。この時は時間に追われていたのだと思います。僕はここで学んだことがあります。時間を求めて時間に追われ続けると、空回りをするだけだということです。つまり、始めに引用した言葉でもわかるように、効率や節約を求めても時間に追われた苦しい人になるだけだということです。
ここからが僕の一番言いたいことです。時間とは、効率や節約をムリにしなくても、そもそも空いているものであるということです。この空いている時間を使ったのが僕の受験勉強です。忙しそうに見えても無駄な時間が存在するのだから、その空いている時間を使うということです。時間が空いていることに気づかない場合や、無意識に潰してしまっている場合がよくあります。よくこのような状況に対する解答としては、隙間時間を使うと書いてあることが多いと思います。隙間時間とは、休み時間、乗り換えの待ち時間などの物事の間にある僅かな時間を指すことが多いと思います。しかし、このやり方では、僕みたいに上手くできない人もいます。そこで、僕なりの時間を使う方法を書きます。それは「自分ルール」を作ることです。これは空いている時間を見つけるのではなく、空いている時間を自分で作るということです。例えば、朝学校に20分だけ早く行ってその時間だけは数学をやる、夕飯を食べ終わって20分は国語をやるなどと決めるということです。初めはこの決まりを朝学校に20分だけ早く行くとか、1つだけでもいいので決め、それ以外は今までのように1日の勉強量が安定しなく時々短くなっても構わないです。そして、慣れてくると朝20分だけ早く行くことに対して何の抵抗も感じなくなると思います。決めた1つだけでも、何も感じなくなったら、また次に決まった時間を作ります。徐々にルールを増やして習慣にしていくと無駄な時間がなくなります。物事の隙間を探すのではなく、隙間自体を作ってしまえば、休み時間の友達と話す時間を削らず、効率や節約をしなくても時間そのものを作り出せます。時間をいかに作り出すか、これが僕の受験勉強です。
時間はあります。ないと感じるのは作り出せていないからです。自分はこのことに受験勉強を通じて気がつきました。

※この部分は付け足しとして書いてます。ここまで読んでわかると思いますが、僕が書いた文章はまぁ長いです。じゃ、なぜそれにさらに付け足したのか。それはそうせざるを得なかったからです。最初にこの「卒塾生の声」の叩き台を先生に出した時に「もう少し具体的なエピソードも入れられないか」と言われたからです。伝わりやすいように似たようなことを繰り返し、めっちゃ書いたにも関わらずです。はっきり言って、面倒臭いですし、適当に書くことだって、メールを無視して書かないこともできます。それでは、そうせざるを得なかったということにはならないでしょう。なぜそうせざるを得なかったのかがこの塾の特徴にもなると思います。この塾は面倒見がいいということです。
この塾にいるとよく見かける光景があります。それは、塾長が電話をしている光景です。耳をすますと、親御さんに今日やったことを報告していたり、生徒に宿題や内容の確認をしていたり、時には課題を提出していない生徒に塾に来るように言ったりなどです。他にも面倒見の良さとして今思いつくのは、僕は内部進学が決まったため12月でこの塾を卒塾したのに、まだ終わっていないプリント(といっても授業中のものではなく、授業外で特別に貰ったもの)があるという理由で自習室に行き、見てもらっていました。厳密に言えばもう塾生ではないのにです。他にも2年生のころ、現代文を伸ばしたかった僕は、文章の要約を添削して貰ったりしました。この要約も授業と全く関係のない参考書のものでしたし、そもそもその時点では僕が受講していたのは英語だけで現代文は受講していませんでした。全く関係がない文章なので先生も添削をするためだけにわざわざ全部読んで、直してくれました。他にも僕は朝から夕方まで塾にいる時がありました。その時にはお昼とかどうしているのと聞かれ、おすすめのお店まで教えてくれました。このように面倒見がいいです。無機質なマニュアル通りと相反する塾であるからこそ、恩をあだで返すわけにはいかず、そうせざるを得なかったということです。少しは恩を返せるといいなと、自己満足でこの後もまぁ長々と書いています。自己満足~長編~をどうぞ。

Q. 「変わります。一色塾」とはどういう塾ですか?
A. 先程も書いたように僕が入塾したのは2年生の終わりです。僕が塾に入った理由は、内部推薦を狙うための成績を上げることと、もし内部推薦がだめでも一般入試で対応できるようにする必要があるということでした。また、入塾前に受験勉強はしていない状態で、英語に至っては、学校の授業しか受けてなく、学校の授業も少し変わっていて、文法も全然終わっていなく、聴いたり話したりなどの英語全体の能力を上げることに力を入れていて、そもそも受験用のカリキュラムではなかったです。世界史も学校の授業を聞いて一夜漬けでテストを乗り切り、多くの用語に対して聞いたことはあるかもというレベル、そんな状況でした。国語も現代文はただ読んでいるだけだから波はあるし、古文だって助動詞は勿論、基本単語すらしっかり覚えていない状況でした。こんな状態の僕はさすがに危機感を覚えて塾を探しました。最初僕は、この塾に入る前に大手塾や、1対1で教えている個人塾の体験に行きました。この時の僕は、内部推薦が不可能ではなく、3年になってからの成績次第でいけなくないという状態でした。個人塾では、1対1で教わることをすべて自分で決められるので、学校の成績アップを狙うことはできます。ただ、学校のカリキュラムと受験のためにやるべきことが一致していないため、内部推薦に落ちたら夏休みから受験勉強を始めるということを意味します。これでは突如覚醒をした場合のみを除いて間に合わないと思います。大手に行くと、一般受験をするならもう遅いくらいだから、今すぐにでもやる必要があり、学校の方はあきらめて偏差値アップをメインで考えなさい、そんな風に言われました。残り時間が1年くらいしかない僕に二兎を追おうとすることの難しさを突きつけられたような気持ちでした。そんな時、友達を通してこの塾の存在を知りました。この塾は二兎を追おうとしている僕にも寛容でした。この塾ではこの塾の授業を受けながら、成績も狙ってみてもいいのではと、そんなスタンスでした。どちらも同じ勉強なのだから、付け焼き刃ではなくホンモノの実力を付ける勉強をすることで、どちらにも対処できるのではないか、という感じでした。つまり二兎を追うことを容認してくれたように思いました。もちろん大変だぞとも言われましたが。
他にも色々この塾は変わっていました。まず今までの塾や予備校と違うと感じたのは、先生方の質と授業内容であり、どんな質問にも答えてくれるということです。学校の授業の質問でも、違う参考書の問題でも普通に教えてくれるということです。参考書や学校の問題で理解できなくても、わかりやすく同じことを違う視点から教えてもらうこと、これが理解する上で助かりました。違う視点とは、普通の場合わからない問題があるとその問題をさらに詳しく説明してくれることが多いですが、この塾だとその問題+αを教えてくれるということです。+αとは似たような例題を出してくれたり、なんでそうなるのかまでを教えてくれるということです。+αがあると理解しやすく、忘れにくかったです。この+αを教わることで、塾で習った問題だけでなく、学校でやったことや他の参考書でもできてしまうというところが恐ろしいところです。また、授業の内容もテクニックに頼りすぎないというのがこの塾の魅力であるように感じました。この塾ではテクニックや、語呂合わせをいっぱい教えてとにかく詰め込むということがありませんでした。つまり、本質を教えてくれるということです。それは、これだけを覚えるようにすれば大丈夫というリストを作るのではなく、プレゼンのパワーポイントを貰ってあとは自分で考えて、そんな風に僕は感じました。パワーポイントとは、最低限の知識に加えて、なぜそうなるのか、どのような論理でそうなるのかまで説明してあるということです。受験勉強だけに焦点を当てると単なるリストを貰った方が早く終わり都合が良いこともあると思います。しかし、パワーポイントを貰うと応用が効き、覚えやすかったです。また、結果的には内部推薦で大学に合格できましたが、内部推薦に使われる成績のための勉強は夏休み以前で終わるが合否が出るのが11月くらいで、条件ギリギリであった僕は成績を気にする必要のなくなる夏休み以降に、ようやく一般受験に向けての勉強を本格的に始めました。遅れスタートである僕に対してもこの塾は寛容でした。授業以外に別のプリントをくれたり、残り少ない時間で何とかするために僕にあった勉強の方法を提案してくれたり、僕が入塾してない時期のプリントを印刷してくれたりとなど色々助けてくれました。大手の塾のように合格のために必要な道が決まっていてカリキュラムとして順番にやっていくということではなく、集団で受ける授業に加えて個人にあった方法を提案してくれて、自分で考えて選択するということができました。つまり、大手の塾などでは、莫大なデータと固く鎖のように決まったカリキュラムがあるので、時間が十分にあり、その塾で想定されている理解を常にできるだけの土台が出来ていれば合格に近づくと思います。しかし、残念ながら僕は違いました。大手が鎖のようであるなら、この塾のやり方はイヌがつけるようなリードであるように思います。明らかに変なところに行くのは主人が止めることができるが、イヌ自身はその範囲内で途中で座ったり、走ったり、様々な方向に進んでいけるのです。僕は、このリードに多く助けられたので、感謝の気持ちでいっぱいです。しっぽをフリフリしたい気分です。

Q. 入塾の前後で何が「変わり」ましたか?
A. この塾に入って変わったことは物事の捉え方です。先程も書いたように、この塾では本質を学ぶことができるということです。塾に入るまでの勉強では覚える必要があるリストを作り上げて、それをただ覚えるだけでした。しかし、ただ覚えるだけだと内容が多くなって、難しくなるともうムリでした。しかし、この塾ではリストを作るのではなくプレゼンのパワーポイントを作ります。現代文では、どこが大切でどこを伝えたいのかを考えるために文章を構造として捉え、文脈を通して理解する大切さ、古文では物語を読むために必要な主語を文脈を通して補う大切さを教えてくれます。英語ではなんでそうなるのかを筋道立ててとにかく理屈として考える大切さ、その筋道を理解した上で実際に文章を読み左から右に読む大切さを学びます。そうすることで英語は読めるようになります。しかし、こんなことはすぐには出来ません。僕の友達のネイティブ級の帰国子女の友達に英語ってどうやって読むのと聞くと、普通に順番に読むだけでしょと答えます。これは彼らには自然に備わっている筋道があるからです。ネイティブは身体がその筋道を覚えています。しかし、僕は身体で覚えていない分、脳を使って考える必要があります。そうするために、日本語の文法名で一般化することで理解する大切さを学びました。世界史では、前の年に起こったことが関係していて、その前の年にはその前の年が関係しているように必ず流れがあり、流れを抑えることが大切であることを学びました。このように物事はリスト化することだけが大切でなく、文脈や流れなどのプレゼンのようになっていること、そしてこのプレゼンを意識することこそが近道であるということです。

Q. 現塾生やこれから入塾しようという高校生に何かアドバイスはありますか?
A. この塾は、優れているけど、ある意味では残酷です。なぜ残酷であるかというと、改めてになりますが、先生方は鎖でガチガチにするのではなく、ただリードを持っているだけであるということです。例えば、散歩中に電柱に当たっても、当たった責任は自分にしかありません。しかし、この飼い主は、電柱にぶつかって怪我をしたら手当てをしてくれるし、突然走り出しても止めてくれます。そしてなんで電柱にぶつかってしまったのかについて、一緒に考えてくれます。また、散歩をしていると必ず他のイヌにも出会います。そのイヌはすごくかわいい服を着ているかもしれません。猫にも合うかもしれません。しかし、そのイヌや猫に憧れを持ったり、同じようになろうとする必要はありません。出会ったことない生物と遭遇しても恐れず歩んでください。飼い主は、水中に潜っても、空の上でも必ずそばにいてくれるので安心して生活してください。もし散歩で見かけた服がほしかったら、飼い主に聞いてみてください。もっとかわいい服を提案してくれることでしょう。

Q. 今後の目標を聞かせてください。
A. 一色塾で学んだことを実践に落としていきたい、そんな風に僕は考えます。僕の学校は英語に力を注いでいます。特にペンを動かすことに加え、実際に口を動かすことに力を入れています。この場合もこの塾で習ったことは役に立つと思います。

栗原 美玲

湘南白百合学園高校→早稲田大学文化構想学部

Q. 一色塾を選んだ理由は何ですか?
A. 親の勧めで受けた体験授業がきっかけです。英語の文法力をつけたかったため入塾しました。とは言うものの、体験授業を受けたのは高1の夏だったため私は受験の事を全く意識してませんでした。塾の教材の質問だけでなく、学校の授業で扱ったものの質問に答えて下さるといった手厚いサポートに感動し、この塾に決めました。

Q. 一色塾とはどういう塾ですか?
A. 先生や友達との距離が近く、アットホームな環境です。大学合格という同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間がいたことは私の受験生活にとって大きな刺激でした。授業のない日でも質問ができ、息抜きに友達と話せる環境はとても居心地がよく、塾に行くことを億劫に感じることはありませんでした。

Q. あなたにとって「受験勉強」とは何でしたか?
A. 一つの目標を達成することの大変さと、それを果たせたときの達成感を味わうことができた貴重な体験でした。私は受験をほぼ体験したことがなかったので、受験に対して漠然とした不安感だけがありました。受験生になった高3の最初の方は闇雲に勉強を進めていました。例えば、世界史で新しい参考書を買う度に毎回最初から勉強を始めていました。だから最初の方はやたらと詳しかったです笑 しかし、高3の夏から秋にかけて、模試、過去問を解き、テスト演習をして自分が志望する大学によく出る分野を把握できたため、自分の苦手分野に合わせた、効率の良い勉強ができるようになりました。このように一つの作業を効率よくこなせる力を受験勉強を通じて得ることができました。

Q. 一色塾の担任はどういう存在でしたか?
A. 困った時に相談に乗ってくださる担任の先生がいたことは、自分の合否を大きく左右しました。丸1年間の勉強の進捗状況を把握してくださっていたため、成績が低迷した時や、入試の時期にうまくいかず悩んでいた時に頂いたアドバイスの言葉はとても説得力がありました。

Q. 現役高校生へのアドバイスをお願いします。
A. 私はセンター後に苦手科目だった古典の点数を伸ばすことが出来ました。自分では基礎古典単語を覚え直したことが原因だと思っています。基礎を大切に、最後まで諦めないことが大切です。また、受験期に趣味を楽しむ事を悪いと思うのではなく、メリハリをつけて全力で楽しむ日を作ることをお勧めします。次の日からリフレッシュした気持ちで勉強が出来ると思います。

Q. 今後の目標は何ですか?
A. 大学で様々な国の文化を学び、外国と日本を繋ぐ仕事に就きたいです。

市川 かれん

湘南工科大学附属高校 → 明治学院大学国際学部

Q. 一色塾とはどういう塾ですか?
A.少人数のクラスで、予習・授業・復習の3段階で分からなかった事、知らなかった事が一つずつ理解できるようになり、基礎をしっかりと固めていくことができる塾だと思います。

Q. あなたにとって受験勉強とは何でしたか?
A.習い事のバレエが忙しくて勉強する時間がほとんど無いという時期もあり、もともと勉強が好きではなかった事もあって周りよりも自分の勉強量の少なさを感じて焦ったりもしました。ですが本気で勉強を始めてみると自分の成績が伸びていくことを実感でき、今までよりも色々な事に興味を持つようになったと思います。

Q. 一色塾の担任とはどんな存在でしたか?
A.とる授業のことや、志望校のことなど、色々な事の相談にのってもらうことができました。担任の先生は生徒のことをよく把握してくれているので私のように習い事や部活が忙しい人でも、その人にあった授業のとり方を相談しながら決めることができると思います。
受験が近くなった時は、志望校の決め方や対策の仕方などを、担任の先生や他の先生とも相談して決めることができたので、とても心強かったです。

Q. 現役高校生へのアドバイスをお願いします。
A.忙しい人は英単語だけでもやるなど、毎日少しずつでも勉強することが大事だと思います。一週間の目標を決めて勉強をするなど、その人にあった勉強法は人それぞれだと思うので、自分なりのモチベーションの上げ方や、メリハリの付け方を見つけて自分に1番あった効率のいい勉強法を見つけることが大事です。

Q. 今後の目標を聞かせてください。
A.高校3年間で海外に留学してみたいという目標ができました。英語とフランス語を勉強して将来したいことを見つけたいと思います。

髙木 あづみ

七里ガ浜高校 → 東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科

Q. 一色塾を選んだ理由は何ですか?
A. 家が近かったからという安易な理由で話を聞きに行ってそのまま何となく流れで受けた英語の無料体験授業の内容と迫力に圧倒されたから。「今までの英語って一体何だったんだろう・・・?」

Q. 一色塾とはどういう塾ですか?
A. 先生が積極的に話し掛けてくれるので、質問もしやすく先生と生徒の距離が近い。入塾直後の頃はほとんどつきっきりで見てくれた。

Q. あなたにとって「受験勉強」とは何でしたか?
A. 部活との両立、やる気をどれだけ持続させられるか等の自分との戦い。

Q. 一色塾の担任はどういう存在でしたか?
A. 勉強のことだけではなく、進路や勉強方法についても的確にアドバイスをしてくれる。

Q. 現役高校生へのアドバイスをお願いします。
A. 受験勉強は勉強時間に拘るよりも、効率をよく考えて行うべきだと思う。だから部活をやっている人は勉強時間は少なくなるけど、その分効率的な勉強方法を上手く探せるから部活は最後まで続けるべき。

Q. 今後の目標は何ですか?
A. 大学で様々な国の文化を学び、外国と日本を繋ぐ仕事に就きたいです。大学で沢山勉強して将来の夢を叶えること。

浅井 俊

鎌倉高校 → 立教大学/社会学部/メディア社会学科

Q. あなたにとっての担任とはどういう存在でしたか?
A. 部活(サッカー部)を引退したのが高3の9月だったので、受験勉強を本格的に始めたのは10月ぐらいでした(笑)。短い期間の中で何をやればいいのかわからない時に、担任の先生に日本史を丸一日やってみろと言われてやったのが良かったと今になって思います。日本史を始めのうちに完成させたこと、その後、英語・国語にじっくり取り組めたことが合格の決め手となりました。あれのおかげで日本史が得意になったと思います。先生が作ってくれた今までの授業の中で出た単語テストもすごく役立ったと思います。
熱心に進み具合とか聞いてくれたり、勉強の仕方を教えてくれたり、日本史の本を個人的に貸してくれたりして、本当にありがたかったです。短い期間でもやり方次第ではどうにかなるんだなと感じます。1年間本当にどうもありがとうございました。