勉強法(2)~効果的な復習の仕方~

投稿者: itogen
6月 10 2011 年

今日はこのブログで復習の仕方について語ってみます。

2回目の真面目モードです。

1回目はこちら(内容はモチベーションの上げ方とWiquitous(ウィキタス)の紹介です)。

 

今の世の中では書かない子が増えているようです。

しかし、「何となくノートを眺めてわかったつもりになっておしまい」

という復習の仕方だと、他の問題にはなかなか応用できません。

「自分がちゃんと覚えたかどうか」をチェックできる復習の仕方ではないため、

「かけた時間の割に成績が伸びない」という状態に陥ります。

 

覚えるべきことを一度書き出すだけでもずいぶん違いますから、

一色塾で教えている塾生には、復習用/暗記用のノートを作るように指導しています。

つまり、授業中にとったノートから、覚えるべき部分だけを抽出したノートです。

たとえばこんな感じ(塾生から借りてコピーしたものです)。

復習・暗記用ノート

画像右側を隠して、言えるかどうか自分でチェックできます。

低学年であれば、覚えた後に、親御さんや先生など

他の人に口頭試問してもらうのもよいでしょう。

模試や過去問も、間違った問題はその部分だけノートに貼って

次は間違えないようにしておくとよいでしょう。

 

で、このようなノートを作って覚えるべきことを覚えたら、

次は実際にその知識を使って、授業で習った読み方・解き方(頭の働かせ方)をなぞりながら

自力でその問題が解けるかチェックしてみましょう。

 

「(見て)わかる」で満足しているうちは、「(実際に)できる」ようにはなかなかなりません。

「わかる」と「できる」の違いを意識できるようになると、伸びるスピードがぐんと上がります。

頑張ってください。

 

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コメント / トラックバック 1 件

  1. […] ちなみに、復習の方法については、伊東先生のブログに詳しい。 […]

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